●バードカービングとは
バードカービング(野鳥彫刻)とは、一つの木片から鳥の姿を彫り出し、彩色を施して仕上げる芸術です。
素材となる木材は、国産ではシナ、ホオ、カツラ、ヒバなどが一般的です。また、外国産ではマレーシアやインドネシア産のジェルトン、アメリカ産のチペロ、最近では南アフリカ原産のアユースなども広く使われています。
制作には、切り出しナイフと彫刻刀があればどなたでも挑戦できます。より細部まで表現するために、グラインダー(電動工具)やバーニングペン(焼きごて)が用いられることもあります。
彩色には、扱いやすく乾燥が速いアクリル絵の具が最適です。水性でありながら、一度乾燥すれば油絵の具のように丈夫で、退色しにくいという特長があります。
例えばメジロを彫ったなら、梅や椿の小枝に止めて台座に固定し、その鳥が生きる情景を再現します。完成までには時間と根気が必要ですが、その分、出来上がった時の喜びは格別です。